<新型コロナ>「休校中 気軽に実験楽しんで」 小中学生向け 浜松科学館の職員が動画配信

2020年3月9日 02時00分

動画を撮影する職員と「うえちゃん」こと上野元嗣さん(右)=浜松市中区北寺島町の浜松科学館で

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、臨時休館中の浜松科学館(浜松市中区北寺島町)は、職員が家にある材料で手軽にできる実験や工作の実演を、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信している。「休校中の小・中学生に楽しんでもらえたら」との思いが込められている。
 「僕、超能力を持っているんです。これから黄色のペットボトルだけ揺らしてみせますよ」。動画で語りかけるのは、職員でサイエンスショーなどを担当する上野元嗣さん(38)。「超能力振り子」と題したショーでは、木の棒にそれぞれ違う長さのひもで、赤、黄、青の三つのペットボトルをぶらさげる道具を、解説しながら製作。揺らし方を変えると、一つの色のペットボトルだけが揺れる仕組みだ。
 上野さんは「来館していただけない分、科学館が皆さんのもとに行く、という気持ちで発信しています」と語る。
 休館となった三日から始まった配信は、一本当たり五~十分ほど。ペットボトルや紙など、どの家にもある素材の使用を心掛けた。第一回でストローや紙を使った飛行機を紹介した動画は、再生回数が千九百回を超えた。
 東芝未来科学館(川崎市)など他地域の科学館のホームページでも紹介され、業界内でも注目を浴びている。
 動画は十五日まで毎日更新する。視聴は「おうちDE(で)みらいーら」で検索。 (細谷真里)

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