「富士山登山鉄道構想」議論へ 都内、世界文化遺産協で中間報告

2020年2月7日 02時00分
 国や静岡・山梨両県などでつくる「富士山世界文化遺産協議会」の学術委員会の会合が六日、東京都内であり、山梨県が吉田口五合目までの敷設を検討している「富士山登山鉄道構想」の中間報告が行われた。
 同県などの検討会が一月末にまとめた内容で「富士スバルライン上に次世代型路面電車(LRT)を敷設する案が現状で最も望ましい」としている。これに対し委員からは「五合目の売店を整理するなどの課題を解決するのが先」「鉄道が通年運行されれば、五合目から下の生態系にも影響する」などの異論が出た。このため新たにワーキンググループを設置して議論することが決まった。
 会合ではまた、昨年十一月開催の作業部会で報告された、登山者が支払う入山料の強制徴収検討の方向性について確認した。徴収対象者の範囲や徴収方法、金額や使途などについては専門委員会で検討する。 (前田朋子)

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