全体見えた!!119日 富士市まとめ 昨年の富士山観測実績

2020年2月5日 02時00分

富士市役所屋上から望む富士山(昨年12月)=富士市役所で

 富士市は、一日三回市庁舎から行っている富士山観測の昨年実績などをまとめた。雲やかすみがかからず、最も見える確率の高い朝方の観測で「全体が見えた」日数は百十九日(32・6%)で、過去最少だった二〇一八年の九十八日より増えた。
 市は景観保存を目的に、一九九〇年から午前八時、正午、午後四時の三回、庁舎の定点カメラで観測を行っている。標高五百~千五百メートル付近を下部、二千七百メートル付近までを中央部、それ以上を上部とし、「全体が見えた」「一部が見えた」「まったく見えない」の三種に分類している。
 時刻別では時間が早いほど見えやすい傾向があり、二〇一九年に「全体が見えた」のは午前八時が百十九日、正午は八十六日(23・5%)、午後四時が七十七日(21・1%)だった。三回の観測すべてで「全体が見えた」のは四十四日(12%)。逆に「三回とも全く見えない」は百二十四日(34%)だった。
 毎年の傾向として、秋から春にかけては見えやすく、夏は見えづらい。昨年も同様で、午前八時の観測で比べると、「全体が見えた」が最も多いのは十一月で二十日。次いで一月が十七日、十二月が十五日だった。最も少なかったのは七月でゼロ日。「一部が見えた」日も四日しかなく、残りの二十七日はまったく見えなかった。
 市はこれまでの記録と合わせ「富士山観測の記録」としてまとめ、市のウェブサイトで公開している。 (前田朋子)

関連キーワード


おすすめ情報

静岡の新着

記事一覧