沼津市の入札漏えい 管理体制見直し図る 再発防止会議

2019年12月27日 02時00分

再発防止に向けて意見を交わす頼重市長(右)ら=沼津市役所で

 入札情報を漏えいしたとして職員が相次いで逮捕、起訴されたことを受け、沼津市の不祥事再発防止対策本部会議の会合が二十六日、市役所であった。市幹部と有識者が出席し、入札制度や情報管理体制の見直しに向けて話しあった。
 部長級以上の市職員十五人と、弁護士や税理士ら外部委員四人が出席。市側は情報漏えいを防ぐため、入札情報をチェックする職員を減らすことや、予定価格の事前公表、最低制限価格の設定方法見直しなどを検討していると説明した。
 外部委員からは「入札不正があったかを事後的に検証するのは難しいのでは」「市が入札契約制度の不備に気付かなかったのは問題」といった意見が出た。
 頼重秀一市長は「外部委員の知見も取り入れ、信頼回復に進みたい」と語った。
 市では十~十二月にかけて、再任用職員で工事検査課主任の筑木和正被告(62)と、同課課長補佐の松本一弘被告(50)が、入札情報を業者などに漏らしたとして逮捕、起訴された。市は今後、裁判状況を見ながら、再発防止に向けた対策を打ち出す方針。 (杉原雄介)

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