森鴎外が結ぶ縁 島根県津和野町が文京区の子ども世帯に特産の米

2020年4月29日 02時00分

島根県津和野町のふるさと納税事業で文京区の子どもに米が届く仕組み(同町提供)

 文豪・森鴎外(1862~1922年)の生まれ故郷の島根県津和野町が、鴎外が半生を過ごした文京区の子どもに特産の米を届けるプロジェクトを始めた。ふるさと納税を活用、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディングで寄付を募っている。 (天田優里)
 鴎外にゆかりがある津和野町と文京区は、文化振興や災害応援に関する協定を結んでいる。
 今回のプロジェクトでは、区が生活困窮家庭に二カ月に一度、食品を届ける「子ども宅食プロジェクト」に町が協力する。町はふるさと納税で集まった資金を使い、約六百世帯に津和野産の米を贈ることにした。区によると、米は届ける食品の中で一番人気という。
 全国から幅広く資金を集めようと、町はクラファンを利用。目標金額の三百五十万円を達成すれば、約三千六百キロの米を贈ることができるという。一方、納税した人にも返礼品として津和野産の米が届けられる。締め切りは六月三十日。米は八月以降、家庭に届けられる予定という。
 区の担当者は「ふるさと納税をすることで社会貢献活動にも参加できるので、協力をお願いしたい」とコメント。
 町の担当者は「区から『子どもに農産物を贈りたい』と相談があり、それなら特産品のお米を届けようと思った」と話している。
 問い合わせは、つわの暮らし推進課=電0856(74)0092=へ。

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