売れ残り食品 アプリに割引情報 杉並区が運営会社と協定

2020年4月28日 02時00分

スマホアプリ「タベテ」の画面

 食品ロス削減に取り組む杉並区は、食品ロスの削減に取り組むスマホアプリの運営会社コークッキング(港区)と協定を結んだ。区内の飲食店にアプリの利用を呼びかけ、おいしく食べられるのに捨てられてしまう食材の減少につなげる。 (三輪喜人)
 使用するアプリは「TABETE(タベテ)」。飲食店や総菜店が、商品が余りそうになったときに、アプリに割引情報を載せて利用者に知らせる仕組みになっている。
 店側にとっては売れ残りが減り、ごみ減量にもなる。客側はお値打ちに買えたり、新しい店を知るきっかけになったりする。「タベテ」に登録している店は現在、区内に三十店ほど。区は今後、二百店以上に増やしたいという。
 「タベテ」には現在、売れ残りではないテークアウト商品も出品されている。新型コロナの影響で、苦境に立たされている飲食店を応援する緊急的な対応だという。区はそうした事情を把握しており、担当者は「商品だけでなく、仕入れの無駄などと大きく捉えれば食品ロスの削減につながる」と説明した。
 区は二〇一八年十二月から、飲食店の食品ロスを減らそうと食べ残しゼロのキャンペーンをしてきた。ハーフサイズの食べきりメニューや、食べ残しの持ち帰り対応などがある店を区のホームページなどで紹介し、二百八十店が登録している。同社は、そうした取り組みもPRしていくという。

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