<新型コロナ>「キーンの感謝」北区へ 養子・誠己さんが寄付 「社会支える皆さまに」100万円

2020年4月28日 02時00分

北区の公式チャンネルで公開されているキーン誠己さんのメッセージ

 日本文学研究者で昨年二月に死去したドナルド・キーンさんの養子で浄瑠璃三味線奏者の誠己(せいき)さんが、新型コロナウイルス感染拡大防止に努める人への感謝のメッセージを添え、百万円を北区に寄付した。 (砂上麻子)
 四十年以上区内に住んでいたキーンさんは北区名誉区民。区は、寄付金を高齢者福祉の充実などに活用したいとしている。
 誠己さんはメッセージで「父は、特に晩年、北区の高齢者福祉や医療に携わる皆さまにお世話になり、心から感謝しておりました」と回想。「現在も厳しい状況下で献身的にお仕事に専念され、社会を支えてくださっている皆さまに、ドナルド・キーンからの感謝の気持ちを込めて、北区に寄付させていただくことを決めました」と、寄付の理由を説明した。
 また、「今は大変な時期ですが、ステイホーム、自宅で過ごされ、希望を持って毎日を過ごされますよう、父からも私からもお願いします」と外出自粛を要請。「平穏な日常が戻った時には、父がそうだったように、思う存分に北区の美しい風景を愛(め)で、父の書籍も収蔵されている図書館に足を運びたいと思っています」とした。
 誠己さんのメッセージは動画撮影もされており、ユーチューブ北区公式チャンネルで公開されている。

関連キーワード


おすすめ情報

東京の新着

記事一覧