<新型コロナ>吉祥寺の商店街閑散 先週末、休業や時短営業が浸透

2020年4月28日 02時00分

人通りが減った吉祥寺サンロード商店街。頭上には「できる限り外出はしないでください」と書かれた横断幕が掲げられている。=26日夕、武蔵野市で

 緊急事態宣言後、三回目の週末となった二十五、二十六日のJR吉祥寺駅前の商店街。武蔵野市による外出自粛のキャンペーンなどが効き、普段の人出に比べると八~九割減と大幅に減った印象だ。
 地域一番の目抜き通りに当たる「吉祥寺サンロード商店街」の振興組合によると、組合加盟の百六十一店舗のうち四十八店が休業中で、五十八店が時短営業に切り替えた。「通常営業をしている残りの店には営業自粛のお願いに回っているが、組合として『休業しろ』とまでは言えない」と水野健造事務局長は苦しい胸の内を語る。
 二回目の週末に当たる十八、十九日は都心のターミナル駅がガラガラだった半面、地域の商店街は「いつも通りのにぎわい」などと報じられ、吉祥寺もその一例に挙がった。
 翌二十日から数日間は、市役所に百件を超える苦情電話が相次ぎ、組合事務局にも数十件の電話があった。「なんで店を閉めないんだ」と怒鳴る人もいたという。
 市は祝日の二十九日と、連休中の五月二日から六日までの毎日、市職員を商店街に派遣し、外出自粛の呼び掛けを続ける。「商店街の人出は想定したレベルまで減ってきたが、連休中は自粛疲れで気が緩むのが怖い。不要不急の外出は控えるよう訴えたい」(安全対策課)としている。 (花井勝規)

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