<新型コロナ>路上生活者にマスクを 多摩地域の高校生団体、寄付呼び掛け

2020年4月17日 02時00分

マスクの寄付を募る(左から)鈴木さん、章さん、竹内さん=立川市で

 多摩地域の生徒会に所属する高校生らでつくる「多摩生徒会協議会」が、ホームレスの人たちに届けるマスクの寄付を募る活動を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが不足する中、臨時休校の間にできることを考え、社会の力になりたいと計画。手作り、市販を問わず今月三十日まで受け付けている。(竹谷直子)
 同協議会は約三十の高校の生徒会役員ら百人ほどでつくる団体。二カ月に一度会合を開き、テーマを決めて情報交換し、各校での活動に生かしている。
 マスク寄付を発案したのは桐朋高校(国立市)二年の章子〓(しょうこいく)さん(16)。きっかけは、ホームレスの人たちがマスクを入手できずに困っていたり、歩道橋の下など限られた場所で密集して過ごしたりしている現状を新聞で知ったこと。国は全戸に布マスク二枚を配布するが、路上生活では届く見込みはない。寄付を呼び掛けたらどうかと思い立ち「自分一人では無理でも、みんなとならできる」と協議会のメンバーに提案した。
 都内でも多くのホームレスを支援しているNPO法人「TENOHASI(てのはし)」に協力を依頼したところ、マスクを受け入れてくれることになった。寄付の呼び掛けはツイッターで始め、千枚を目標に掲げる。
 章さんは「命を救い得る企画。皆さんの協力をお願いしたい」と話す。メンバーの都立国分寺高校(国分寺市)二年の竹内双葉さん(16)は「国の対策を待つだけでなく動いてほしい」とツイッターの拡散を期待。地域の商店にポスターを貼ってもらう活動を始めたという昭和第一学園高校(立川市)二年の鈴木莉恩さん(16)は「何か力になりたいと考えている人の懸け橋になれれば」と語る。
 マスクはツイッターの申し込みフォームに名前などを記入し、指定の住所に送る。布マスクか使い捨てマスクかは問わない。詳細はツイッターのアカウント「@tamakyo1000」へ。活動の様子はツイッターなどで報告する。
※〓は日の下に立

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