<新型コロナ>ラッシュを避け登下校 都立学校新学期へ都教委が指針

2020年3月28日 02時00分
 都教育委員会は、新型コロナウイルス感染症の予防ガイドラインを都立学校で実施し、区市町村の教委にも参考にするよう促す。学校が来月に再開しても、児童生徒は、さまざまな制約の中で学校生活を行うことになりそうだ。
 ガイドラインによると、「分散登校」を行い、始業式・入学式から四月十二日まで、学年ごとに登校日をずらす。当面、ラッシュ時間帯を避けて登下校する「時差通学」を実施。例えば「午前十時に始業し、午後四時に完全下校」といったやり方が考えられるという。
 音楽の授業では歌唱やリコーダーなどの管楽器の演奏は行わない。家庭科では「生徒がおしゃべりしながら試食するのを避けたい」(都教委の担当者)として調理実習を見合わせる。体育では柔道の組み手などを控える。
 子どもたちにマスクの着用を呼び掛け、入手が難しい場合にはハンカチなどの活用を促す。学校のドアノブや手すりなどは一日一回以上、基本的に教職員が消毒する。
 修学旅行や遠足、球技大会などの学校行事は延期・中止する。授業日以外には部活動は行わず、対外試合は自粛する。
 小池百合子知事は二十七日の都の対策会議で、週末の不要不急の外出自粛などをあらためて呼び掛けた。都教委によると、新学期の学校再開に向けて準備を進めているが、今後の感染拡大によっては、休校を含む方針変更の可能性があるという。 (松尾博史)

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