新型コロナ、区立小中で臨時休校 千代田など16区2日から

2020年2月29日 02時00分

配られた休校中の自宅学習に関する通知を見る生徒たち=都内で

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の要請を受け、二十三区の区立小中学校は臨時休校することになった。千代田など十六区は三月二日から、台東と墨田、品川、目黒、中野、荒川、板橋の七区は二日の午前中は登校し、三日から休校する。修了式を予定通りに実施したり、登校日を設ける区もあるが、臨時休校に続いて春休み(二十六日から)に入るため、春の季節としては異例の一カ月以上の長期休暇となる。
 長期休暇になる中、葛飾区の区立小学校は一~三年の低学年で、学童保育を利用していない児童を、家庭の事情に応じて学校で預かる。北区でも、小学校や特別支援学級の児童・生徒を、保護者のやむを得ない事情で自宅で過ごすことが困難な場合、学校で預かる。
 品川区では二日午前中に授業を行い、休み期間中の過ごし方や自宅学習などについて担任の教諭が説明する。児童・生徒は給食の後に下校する。板橋区も同様に二日午前中は登校し、給食の後に下校する。台東と墨田、目黒、荒川の四区も二日の午前中は登校する。
 世田谷区は二日から、中野区は三日から約二週間の休校とする。その後も休校を続けるかは、状況をみて判断する。
 豊島区では、二日から四月五日までの長期休暇になることから、その間に登校日を設け、自宅学習の進め方などを説明する。登校日は保護者も同席でき、教師に質問することができる。学年ごとに通学時間をずらすなどして、人が密集しないように配慮する。
 文京、台東、杉並、練馬区などは修了式は予定通りに行う予定。

◆都立中高2日から 都教委、修了式は実施方針

 都教育委員会は二十八日、都立中学校・高校を三月二日から休校にすると決めた。そのまま二十六日からの春休みに続けるが、修了式(多くは二十五日に予定)は、各教室で行う方針を各校に通知した。混雑時間帯を避けて登校する。期末テストはしないで成績をつける。部活動も休ませる。
 特別支援学校は、自宅で過ごすことが難しい子どもらに配慮し、「支援体制が整うまでは学校で過ごせるようにするなど柔軟な対応」を取る。区市町村にこれら方針を踏まえて対応を要請。
 都内約五百校の私立学校を所管する都私学部は、各校に国の方針を伝達。感染拡大防止の観点で各校が判断するように求める。

◆「テレワーク」豊島区導入へ 3日から

 通勤中に新型コロナウイルスに感染することを予防するため、豊島区は来月三日から、職員が自宅で勤務する「テレワーク」を臨時的に導入する。テレビ会議や区役所にかかってきた電話の転送に使う専用端末を貸与するなどして対応する。三月二十七日までだが、延長する可能性もある。同区は既に、職員の時差出勤も始めている。 (中村真暁)

◆練馬のハーフマラソン中止 22日、6500人参加予定

 練馬区は、三月二十二日に都立光が丘公園などで開催予定だった「練馬こぶしハーフマラソン2020」の中止を発表した。区などでつくる実行委員会が主催し、二種目に計約六千五百人がエントリーしていた。規約通り、出走料は返金しないが、来年の大会に参加する場合、その出走料が不要になる。 (松尾博史)

◆品川区立図書館は閲覧席利用など

 品川区は二十八~三月三十一日、区立図書館の閲覧席の利用やレファレンスサービス(電話とメールは可)などを中止する。予約資料の受け取りと返却はできる。

関連キーワード


おすすめ情報

東京の新着

記事一覧