多摩の一部の浄水場で検出疑い 羽村で市民団体が有害物質学習会

2020年2月25日 02時00分

PFOSやPFOAの危険性を説明する小泉名誉教授=羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」で

 多摩地区の一部の浄水場で水道水から、有害物質である有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)が検出された疑いがあるとして、市民グループが二十四日、羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」で、両物質による健康への影響などを考える学習会を開いた。
 市民でつくる実行委員会が主催。都や実行委によると、都が行った昨年の調査で立川市と武蔵村山市にある井戸から両物質が検出された。
 実行委によると、都は濃度が濃かった多摩地区の一部の浄水場で、水源を井戸水から川の水に切り替えたという。実行委は「米軍横田基地で貯蔵されている泡消火剤が漏出した可能性が高い」と指摘している。
 学習会では、沖縄県の米軍基地などでPFOS、PFOAの人体に与える影響を研究している小泉昭夫・京都大名誉教授が、同県の基地周辺のデータなどを基に、低体重児の出生や発がん性を持つ恐れがあることを指摘。国が検討している水質基準の改正方針について「緊急に厳しい基準を作る必要がある」と訴えた。 (布施谷航)

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