ラグビー・具選手ら 地道な練習の必要性強調 八王子の拓大で後輩にアドバイス

2020年1月30日 02時00分

運動部の後輩にエールを送る具智元選手(左から2人目)=八王子市の拓殖大八王子国際キャンパスで

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表として活躍した具智元(グジウォン)選手や、ロンドン、リオの両五輪に出場して、東京五輪を目指すレスリングの高谷惣亮選手らが二十九日、母校の拓殖大八王子国際キャンパス(八王子市)で学生向けのパネルディスカッションを行った。運動部の後輩たちに経験や信条を話し、スポーツと向き合うためのアドバイスをした。(布施谷航)
 拓殖大が開催した研修会の一環で、三十四の運動部から学生九十四人が参加した。具選手と高谷選手、二〇一七年ユニバーシアードで女子バスケットボール日本代表として銀メダルを獲得した安間志織選手、昨年の世界相撲選手権に出場した黒川宏次朗選手の四人がパネリストを務めた。
 具選手は「毎日のように挫折を感じるが、今やらなければならないことをやってきた」と積み重ねの重要さに言及した。ラグビー部の副主将を務めた学生時代を振り返り「見えないプレーでも、チームにとってプラスになることは多い。練習後も仲間とともに練習した」と、当時から「ワンチーム」を心掛けていたことを明かした。
 高谷選手は「座右の銘は『栄光に近道なし』。近道をすると、その分、遠回りになるので、基礎を大切にしている」と地道な練習の必要性を強調した。近年、厳しい指導が問題となっているスポーツ界については「後輩に対しては背中で努力の大切さを伝えている。考えてくれる子は勝っていく選手だと思う」と話し、選手の自主性を尊重する大切さを説いた。

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