児童が「会社」設立 「梨けーき」いかが きょう稲城市役所で販売

2020年1月29日 02時00分

民生委員に梨けーきを販売する児童たち=稲城市で

 稲城市立南山小学校の六年生約二十人が二十九日午前十一時半から、市役所一階ロビーで焼き菓子「梨けーき」を販売する。二学期から地域の良さを発信する総合的な学習に取り組み、児童たちは模擬会社「南山カンパニー」を設立。資金集めからオリジナルラベルの制作、販売までを手掛け、地元特産のナシをPRする。 (松村裕子)
 「梨けーき」は市内のケーキ店の商品で、干した地元産のナシを使用。稲城らしい商品として市商工会から認証を受けている。児童たちは当初、自分たちでナシを使った商品を作ろうとしたが、腐りやすく扱いづらいため断念。既存の商品をオリジナルラベルで売ることにした。
 学習は起業家教育の一環でもあり「会社」は会計、販売など四部に分かれ、デザイン部はラベル、広報部はPRのための新聞を作った。元手は、父母や教員らに株を売って確保。商品の仕入れ代、袋代などを賄い、収入の一部を「株主」に還元する予定。
 今月から市内で販売を始め、四回目の二十七日は民生委員の会合で五十個を売った。二十九日は締めくくりで、二百個を用意し、一個二百五十円で販売する。
 ラベルをデザインした飯島夏鈴(かりん)さん(12)は「ナシが目立つようにした」と工夫した点を説明。「社長」の野村駿介君(12)は「稲城のよさを広めるため頑張りたい」と張り切っている。

児童がラベルをデザインした梨けーき

関連キーワード


おすすめ情報

東京の新着

記事一覧