「まちの学校」地域力培う 板橋の住民組織が活動報告会

2019年12月30日 02時00分

取り組みを紹介する「赤塚まちの学校」のメンバー=板橋区で

 板橋区内の7地域(赤塚、大山、清水、高島平、成増、蓮根(はすね)、舟渡)にそれぞれある住民組織「まちの学校」が活動を報告する会が区内で初めてあり、活動の楽しさや意義を共有した。
 まちの学校は、地域交流や学習の場として、さまざまな取り組みをしている。誕生したのは、区のいたばし総合ボランティアセンター(ボラセン)が2013、14年に区内全18地域で学習会「まちの学校」を開き、住民同士が「防災」などの課題を考えたのがきっかけ。
 「こうした学びの場が地元にあってほしい」と、今年までに7地域の住民たちが独自の「まちの学校」を始めた。当初はボラセン主催で住民が企画運営していたが、本年度から住民が会場準備などもしている。
 報告会は13日に開かれ蓮根地域は、子どもたちがサンタクロースになり、お年寄りに手作りのプレゼントを贈る取り組みなどを紹介。報告した女性は「多様な世代で活動したいとやってきた。さらに地域へ出て行きたい」と意欲を見せた。また赤塚地域は、誰もが胸を張って地元と呼べるよう、ダンスコンテストや模擬店などを楽しめる「ジモパ(地元パーティー)」を開いていると説明した。
 報告会はまちづくりの市民団体「みんボラ・いたばし」が主催。代表の斎藤博・東洋大准教授(51)は「まちの学校には、お年寄りや子育て世代、障害者といった多様な人々が集まっている。住民同士が課題や関心事を伝え、共有し、協働の取り組みが生まれることで、地域力を培うことにつながっている」と話した。 (中村真暁)

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