計画運休時の出勤、ルール作り目指す 台風15、19号への対策の検証結果

2019年11月30日 02時00分
 都は二十九日、九~十月の台風15号、19号への対策の検証結果を公表した。首都圏で初めて実施された鉄道やバスの計画運休では、駅に人が集中するといった混乱が生じたとして、民間企業も含めた計画運休時の出勤の在り方について新たなルール作りを目指すことを明らかにした。
 台風15号対策の計画運休は、朝の通勤ラッシュと時間帯が重なった上、一部で運転再開が予定より遅れ、駅に人があふれ返るなどの大混乱となった。都は検証結果で「出勤抑制の呼び掛けを実施したが、浸透が不十分だった」と分析した。
 今後、企業側と行政による会議を立ち上げ、来夏をめどに出勤についての新たなルールをまとめる方針。都によると、テレワークなどにより、できる限り出勤を控えるなどの内容が考えられるという。
 検証結果は、「避難する都民が多く、浸水エリアにある避難先で受け入れざるをえなかった」という問題も指摘している。避難情報の発令エリアを細かく分け、危険性が低い建物の住民には在宅避難を促すなど、効率的な避難を可能にするガイドラインを策定する考えを示した。 (岡本太)

関連キーワード


おすすめ情報

東京の新着

記事一覧