浅草芸能大賞に三宅裕司さん 来年3月14日に授賞式

2019年11月28日 02時00分

三宅裕司さん=台東区芸術文化財団提供(写真はいずれも台東区芸術文化財団提供)

 東京を中心に大衆芸能で活躍する芸能人らを表彰する「第三十六回浅草芸能大賞」(台東区、公益財団法人・台東区芸術文化財団主催)の受賞者が発表された。大賞に喜劇役者の三宅裕司さん(68)、奨励賞に歌手の氷川きよしさん(42)、新人賞に動物ものまねの江戸家小猫さん(42)がそれぞれ選ばれた。
 三宅さんは、劇団やビッグバンドのメンバーとして活躍。ラジオパーソナリティーやテレビの司会者としても知られる。二〇〇三年の映画「釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!」などで喜劇役者としての評価を得るとともに、同年の「壬生義士伝」でのシリアスな演技で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。東京喜劇を継承しようと、〇六年に座長として熱海五郎一座を旗揚げした。
 氷川さんは〇〇年二月、日本コロムビア創立九十周年記念アーティストとして「箱根八里の半次郎」でデビュー。〇一年に浅草芸能大賞の新人賞、〇六年に日本レコード大賞を受賞した。今年は日本武道館などでデビュー二十周年記念コンサートを開催している。
 小猫さんは、〇九年に父の四代目江戸家猫八さんに入門、一二年に落語協会に入会した。テナガザル、ヌー、アルパカなど、鳴き声を知られていない動物のネタも多数ある。都内の寄席を中心に、全国各地の舞台で活躍している。今年は花形演芸会「大賞」を受賞した。
 賞は大衆芸能の振興や奨励を目的に八四年に創設。公募の区民審査員の推薦を基に、能楽研究者や演劇評論家ら九人による審査委員会が選んだ。来年三月十四日に浅草公会堂(浅草一)で授賞式がある。 (天田優里)

■奨励賞■氷川きよしさん

■新人賞■江戸家小猫さん

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