「23年、情報提供を」 上智大生殺害事件 自宅跡地で献花式

2019年9月10日 02時00分

献花式で両手を合わせる被害者の父小林賢二さん=葛飾区で

 葛飾区柴又で1996年、上智大4年小林順子さん=当時(21)=が殺害、放火された事件から23年となった9日、自宅跡地で献花式があった。 (奥村圭吾)
 父賢二さん(73)らは献花台に白い花を手向け、両手を合わせた。賢二さんは「昨日のように鮮明に覚えている」と語り「事件解決が今日か明日かと期待して暮らしている。どんなささいな情報でもいいので、勇気を持って提供してほしい」と協力を求めた。
 式後、賢二さんや亀有署員、地元防犯団体「ナイスかめあり」のメンバーら約十五人が近くの京成柴又駅前で、通行人らにビラを手渡し、情報提供を呼び掛けた。
 事件は九六年九月九日夕に発生。同区柴又三の住宅から出火し、焼け跡から首を刺されて死亡している順子さんが見つかった。犯行当時、犯人の男はけがを負って出血しており、血液型がA型だと判明している。
 警視庁捜査一課によると、昨日までに延べ十万五千人以上の捜査員を投入。今年一月以降、二十二件の情報が寄せられているという。情報提供は捜査本部=電03(3607)9051=へ。

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