「参勤交代うぉーく」 沿道の励まし 笑顔に変えて

2019年7月30日 02時00分

東京の街を歩く「加州大聖寺藩参勤交代うぉーく」の参加者=中央区日本橋室町で

 「加州大聖寺藩参勤交代うぉーく」が二十九日、幕を明けた。夏の強い日差しが照りつける中、参加者は励まし合いながら、日本橋から埼玉県桶川市までの区間を歩いた。参加者らは一都六県の旧街道五百四十キロをたすきをつないで歩き、八月十一日、石川県加賀市内のゴールを目指す。
 日本橋を出発した同県の高校生ら六十人のうち、第一区間終点の蕨宿(埼玉県蕨市)に最初に現れたのは、大聖寺実業、加賀両高校の男子生徒四人。肩を組み「やったー」と雄たけび。気温はぐんぐん上昇し、足には痛み。大聖寺実業の二年高本康生さん(16)は「(沿道から)『頑張れ』と声を掛けてくれたから最後まで歩けた。暑くて最高ーっ」と笑顔をはじけさせた。
 歩行ルートの沿道では、地元のボランティアガイド団体がひと肌脱いだ。いたばし観光センター(板橋区)は蕨宿までの区間にガイドを配置。参加者を道案内し、励ました。ガイドの小泉繁樹さん(76)は「皆さんよく頑張って歩いた」とあっぱれの表情だった。 (小室亜希子)

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