熱戦ゴング、墨田区から ボクシング競技、五輪正式決定

2019年6月29日 02時00分

決起大会に出席した具志堅用高さん(前列右から4番目)ら関係者=墨田区で

 二〇二〇年東京五輪でボクシング競技の実施が正式決定したことを受け、競技会場の両国国技館がある墨田区は二十七日、区役所(吾妻橋一)で決起大会を開いた。悲願の開催が決まり、成功に向けて地元とボクシング競技をPRしようと約二百五十人が気勢を上げた。 (大沢令)
 「東京の墨田区であったオリンピックが過去一番よかったと言われる大会にしたい」。イベントを共催した日本ボクシング連盟の内田貞信会長は、こう力を込めた。
 プロの元世界王者の具志堅用高さんと内山高志さんもゲストで出席。具志堅さんは「昔、私もボクシングをしておりました」と切り出して会場の笑いを誘うと、「私が総監督したら全部メダルをとらせる。とにかく日本のアマチュアは強いですから」と太鼓判を押した。
 国際オリンピック委員会(IOC)は統括団体の組織運営に問題を抱えるボクシングを東京五輪の実施競技から除外することも含めて検討し、昨年十一月に準備を凍結。今年五月の理事会で存続方針を決めた。区も存続を求め署名運動を行うなど、開催実現を後押ししてきた。
 この間の心境について一六年リオデジャネイロ五輪代表の成松大介選手(自衛隊)は「非常に不安だった。東京五輪はあるものと思ってずっと練習してきたので正直ほっとした。いよいよだなという気持ち」と打ち明け、気持ちを切り替えていた。
 山本亨区長は「オールすみだでしっかりと準備し、墨田区を訪れる方やアスリートをおもてなしの心で迎えたい」などと述べた。

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