信じる尊さ 児童劇で訴え アマ劇団「ひの」日野小中高校生らと8日から上演

2019年6月2日 02時00分

けいこをするかしら役の荒谷さん(中)ら=日野市で

 四十六年の歴史を持つ日野市のアマチュア劇団「ひの」は八~十六日、同市日野のけいこ場で、児童劇「花のき村と盗人(ぬすびと)たち」を計八回上演する。童話作家新美南吉の作品で、盗人のかしらが疑うことを知らない村人に接して改心する物語。人をだまし、疑う風潮が強まる昨今、演出の佐藤利勝さん(63)=同市=は「人を信じる尊さを感じてほしい」と話す。 (松村裕子)
 出演するのは多摩地域の小中学生、高校生から大人までの団員十八人。二月から練習に励んできた。入団したばかりで、初出演となる四人を含む小中学生十人は、村の子どもとチョウの二役を担い、元気よく舞台から客席に飛び出して歌や踊りを披露する。
 主役のかしらを演じる立川市の元教員荒谷郁男さん(72)は「声ですごみや間抜けなところを表現したい。改心していく姿を見てほしい」と張り切る。
 児童劇は例年、市の施設で上演してきたが、予約が取れなかったため、初めて劇団が持つけいこ場を会場にした。施設より狭いが、使用料がかからないこともあって子ども料金を抑えられた。客席と舞台が近く、目の前で迫力ある演技や歌を楽しめるメリットもある。
 チケットは四歳以上学生までが前売り八百円、当日千円、一般はそれぞれ千五百円、千八百円。
 予約、問い合わせは劇団=電042(584)3436=へ。

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