ロシアPCR検査キット 重症患者の半数「陰性」 感染者数増える恐れ

2020年5月4日 10時35分
 【モスクワ=小柳悠志】ロシア・モスクワで、新型コロナウイルスの感染による肺炎が疑われる重症患者の半数がPCR検査で「陰性」と判定されたと、ロシアのモスクワ・タイムズなどが報じている。
 モスクワ市長が四月末、記者団に「重症患者の半数が(PCR検査を)二回テストしても陰性が出る」と明かした。モスクワを含むロシア全土で使われている検査キットの精度が低い可能性などが浮上している。
 ロシアのPCR検査数は約四百万件と世界でも米国に次ぐ多さで、政府は感染者を洗い出して隔離する方針。ロシア全土の感染者数は三日までの二十四時間で初めて一万人を超えた。累計は十三万四千人余で、トルコとフランスを抜いて世界ワースト六位になった。

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