新型肺炎 中国死者200人超 感染9692人

2020年1月31日 16時00分
 【北京=中沢穣】中国国家衛生健康委員会は三十一日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が中国国内で九千六百九十二人、死者が二百十三人に増えたと発表した。中国の感染者数だけで、二〇〇二~〇三年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の全世界で確認された感染者数八千九十六人を超えた。
 また、WHOの緊急事態宣言について、中国外務省の華春瑩(かしゅんえい)報道局長は三十一日、「中国政府は最も全面的で厳格な防疫措置をとってきた。われわれは防疫戦に勝利する自信と能力がある」との声明を出した。国際機関に対する中国の協力姿勢について「WHOや多くの国が高く評価している」とも言及した。
 一方、中国メディアによると、中国疾病予防コントロールセンターの高福(こうふく)主任らは米国の医学雑誌に発表した論文で「十二月中旬にはすでに人から人への感染が起きていた可能性がある」と指摘した。中国紙、環球時報(電子版)は、同センターが早期に対策を取らなかったことへの批判も伝えている。

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