トランプ氏、ボルトン氏を口撃 「第6次大戦まで起きていた」

2020年1月31日 02時00分
 【ワシントン=金杉貴雄】トランプ米大統領は二十九日、ボルトン前大統領補佐官について「彼の言うことを聞いていたら、今ごろ第六次世界大戦まで起きていた」と激しく攻撃した。ウクライナ疑惑を巡る上院の弾劾裁判で、ボルトン氏が証言する可能性があることに危機感を抱いているとみられる。
 米紙によると、ボルトン氏は出版予定の著書で、トランプ氏がウクライナへの軍事支援再開の条件として政敵バイデン前副大統領の調査を同国に要求していたと指摘。疑惑を全面的に否定するトランプ氏と食い違いをみせている。
 トランプ氏はツイッターで、ボルトン氏が対北朝鮮政策などで「多くの間違った判断をして(昨年九月に)クビになった」と強調。その上で「辞めた後すぐ、不誠実で真実ではない本を書いた」と批判した。
 上院での弾劾裁判で、野党民主党はボルトン氏の証人尋問を要求しており、与党共和党から計四人が「造反」して同調すれば実現する。弾劾裁判は三十日まで質疑を続けた後、ボルトン氏の証人尋問を行うか決める。

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