テレビ朝日のプレハブトイレにいるとジャニー氏が… 元忍者・志賀泰伸さんが性被害を証言「合宿所などで30~40回」
2023年10月18日 06時00分
旧ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題で、アイドルグループ「忍者」元メンバーの志賀泰伸さん(55)が、本紙の取材に「テレビ朝日のプレハブ内のトイレで性被害に遭った」と証言した。これまで音楽番組への出演を希望した30代男性が、NHK局内での性被害を証言したことが明らかになっており、民放の施設内でも少年たちが性被害を受けていた可能性がある。(望月衣塑子)
志賀さんは1984年に15歳でジャニーズJr.に加わり、東京・六本木にあったテレビ朝日の3階建てプレハブの3階「第1リハーサル室」で、歌やダンスのレッスンを受けていた。プレハブには局の番組スタッフが出入りしていたほか、2階はジュニアのオーディションにも使われていた。
◆18歳までの3年間、「今もフラッシュバック」
レッスンの休憩時間中に3階トイレにいると、喜多川氏が入ってきて性加害に及んだという。
志賀さんは18歳までの3年間で、東京・原宿の合宿所などで30~40回被害に遭ったと証言。「今でもフラッシュバックし、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ続けている」と明かし「テレビ各局やマスメディアは内部でのヒアリングにとどまらず、第三者の調査と検証報告をし、どう改善すべきか具体的な施策を打ち出してほしい」と話した。
◆テレ朝「30年余り経過、調査は非常に難しい」
テレビ朝日広報部は取材に文書で「当社施設内でジャニー氏の性加害があったかどうか、当時の音楽番組担当スタッフにヒアリングしたが、全く認識がないとのことだった」と回答。プレハブは既に取り壊され、30年余り経過して関係者の多くが亡くなっており「第三者の調査は非常に難しいと考える」とした。喜多川氏の性加害を検証する特別番組を制作し、放送する予定という。
旧ジャニーズ事務所は「個別の告発内容についてはコメントを控える」とした。
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