ギリシャ聖火リレー中止 観衆の安全確保できず

2020年3月14日 02時00分

13日、ギリシャ国内で行う東京五輪の聖火リレー中止の一報を受け、ミケーネの古代遺跡の前で戸惑うランナーたち=共同

 【アテネ=竹田佳彦】ギリシャ・オリンピック委員会(HOC)は十三日、前日に国内で始まった東京五輪の聖火リレーの中止を発表した。新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となる中、リレー中に観衆が集まりすぎて安全を確保できないと判断した。
 アテネ通信によると、ペロポネソス半島南部のスパルタで十三日に開かれた聖火の歓迎式典に、大観衆が参集。地元当局が懸念を深め、HOCがギリシャ保健当局、国際オリンピック委員会(IOC)の同意を得て決断した。
 十九日に首都アテネで予定されている聖火の日本側への引き継ぎ式は、無観客で実施する。
 聖火の採火式は十二日、西部オリンピアで出席者を大幅に減らして開かれた。聖火リレーの第二走者は日本人最初として、二〇〇四年アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんが務めていた。
      ◇
 【アテネ=共同】二〇二〇年東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は国内の聖火リレーは「予定通り実施する方針に変わりはない」と述べたが、ギリシャの混乱で沿道の応援規模などに影響が出る可能性もある。

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