きょう、ギリシャで採火式

2020年3月12日 02時00分
 【オリンピア(ギリシャ西部)=竹田佳彦】東京五輪の聖火の採火式が12日昼(日本時間同日夜)、古代五輪発祥の地のギリシャ西部オリンピアである。無観客とするほか、関連行事も大幅に縮小する異例の措置をとる。11日のリハーサルは非公開で行われたが、会場脇の道路には記者団が集まり、進行を見守った。
 採火式はギリシャ・オリンピック委員会の主催で、無観客は1984年のロサンゼルス五輪以来36年ぶり。オリンピア遺跡のヘラ神殿跡で、みこ役の女性が反射鏡で太陽光を集めて火をおこし、第1走者のトーチに点火する。当日の天気は快晴となる見込み。
 聖火ランナーは慣例により第1走者がギリシャから選ばれ、史上初めて女性の2016年リオデジャネイロ五輪射撃金メダリスト、アナ・コラカキ選手が務める。第2走者は五輪開催国を代表して、04年アテネ五輪の女子マラソンで金メダルに輝いた野口みずきさんが担う。
 オリンピア市内は感染拡大を防ぐため、11日も一帯の遺跡や博物館は閉鎖。閑散とした目抜き通りに日の丸や五輪旗が揺れた。リハーサルを終えた野口さんは、取材に「規模は縮小したが、皆さんの尽力で(採火式が)行われることに本当に感謝している」と話した。

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