聖火リレー待ち切れない 2度目の青梅・遠藤さん「またあの雰囲気の中で」

2019年12月18日 02時00分

トーチを手に思いを語る1964年の東京五輪で聖火ランナーを務めた遠藤良宏さん=17日、東京都青梅市で

 2020年の東京五輪の聖火リレーの詳細なルートが17日に公表され、47都道府県を巡る各地のリレーのランナーも、首都圏などで一部が明らかになった。ランナーは121日間をかけて平和や復興への思いもつなぐ。
 東京都青梅市の元中学校長遠藤良宏さん(74)は、前回の一九六四年東京五輪に続き、今回で二度目の聖火ランナーに。晴れ舞台を前に「またあの雰囲気の中で走れる」と胸を膨らませる。
 「聖火の燃料のにおい、真っ白な煙、沿道からの声援。当時のことは今も、はっきりと覚えています」
 六四年十月八日、大学一年生で陸上部に所属していた遠藤さんは聖火ランナーとして、青梅市内の駐在所前から市役所まで約二キロを走った。沿道は背広やかっぽう着姿の人たちで埋め尽くされ、あちこちから「頑張れ」などの声が上がったという。
 今回、聖火ランナーの募集を知ると、すぐに応募。今月十二日、ランナー決定の通知を受け取った。
 自宅には今も六四年当時のトーチが残る。大会を報じる新聞記事などもずっと大切に保管してきた。「実は二度目ちょっと狙ってました」と笑顔。今度の距離は二百メートルで、来年七月十二日に走る予定だ。「当時より短いが、しっかりと走りたい」と意気込む。(岡本太)

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