ロシア、対独戦勝75年祝う 「欧州解放」史観で孤立

2020年5月9日 19時16分
 9日、クレムリンのスパスカヤ塔の上空を、ロシア国旗の3色の煙を出して飛行するスホイ25攻撃機=モスクワ(タス=共同)

 9日、クレムリンのスパスカヤ塔の上空を、ロシア国旗の3色の煙を出して飛行するスホイ25攻撃機=モスクワ(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアは9日、第2次大戦の対ナチス・ドイツ戦勝75年を祝う記念日を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大で、首都モスクワの赤の広場で毎年行われる恒例の軍事パレードは中止された。外出禁止令下の市民は自宅でプーチン大統領のテレビ演説を聞いた。
 プーチン氏は演説で、ソ連が約2700万人の犠牲を出して対独戦に勝利し「欧州を解放した」ことは「われわれの誇り、歴史だ」と強調した。しかし欧州は「ドイツとソ連がポーランドに侵攻、第2次大戦が始まった」と批判を強めており、「欧州解放」史観を国是とするソ連の継承国ロシアは歴史認識を巡り孤立を深めている

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