珠洲沖「ゴジラ岩」が完全に陸続きに 地震で隆起した影響か【動画あり】

2024年1月12日 20時17分
 石川県珠洲市馬緤(まつなぎ)町にある赤神海岸の沖にあった観光名所「ゴジラ岩」が、海岸から完全に陸続きになった。能登半島地震で地盤が隆起した影響とみられる。

ゴジラ岩とともに隆起した海岸=11日、石川県珠洲市馬緤町で

 ゴジラ岩は高さ2.5メートルほど。2003年、同県出身で米大リーグ入りした松井秀喜さんの愛称と関連づけた本紙報道をきっかけに人気となり、案内標識や駐車スペースが設けられた。市のホームページでも紹介されている。

 地震前は干潮時にほぼ陸続きになることもあったが、11日午後4時過ぎに確認したところ、完全に陸続きになっていた。気象庁の観測データによると、同日は満潮が33センチ、干潮がマイナス2センチで、同時刻の潮位は満潮時より10センチほど低かった。

ゴジラ岩=石川県珠洲市馬緤町で(2023年9月23日)

 一方、周囲の道路は土砂崩れで完全にふさがれ、車で近づくことはできない。
 日本地理学会の調査によると、地震の影響で珠洲市から志賀町にかけて半島北側の海岸線が約90キロの範囲で沖方向に前進。大部分が地盤の隆起によるとみられ、全体で約4.4平方キロが新たに陸地になったとみられる。国土地理院は輪島市西部で最大約4メートル、珠洲市で同約2メートルの隆起を観測している。(沢田敦、秋田耕平)

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