都知事選出馬表明の宇都宮健児氏が会見「コロナのしわ寄せ出ている」

2020年5月28日 07時06分
 元日弁連会長の宇都宮健児さん(73)が二十七日、都庁で会見し、任期満了に伴う東京都知事選(六月十八日告示、七月五日投開票)に無所属で出馬すると表明した。「新型コロナウイルス感染拡大のしわ寄せが、社会的、経済的に困難を抱えている人たちに出ている。そういう人に手を差し伸べたい」と述べた。
 宇都宮さんは「いろいろな方から要請があり、声に押されて出馬を決意した」と説明。新型コロナの影響で休業を余儀なくされたり、仕事や住居を失ったりした人が多くいるとして、収入が減少した中小事業者への補償や、非正規労働者や学生などへの生活支援を徹底する必要性を訴えた。
 カジノ誘致の反対や、都立・公社病院の独立行政法人化の中止も主張。来年に延期された東京五輪・パラリンピックについては「新型コロナの影響で来年の開催が難しいのなら、できるだけ早い段階で中止と判断すべきだ」と述べた。
 宇都宮さんは二〇一二年と一四年の都知事選に立候補し、いずれも落選。前回一六年はいったん出馬表明したが、野党候補の一本化のため告示直前に取りやめた。二十五日、本紙の取材に出馬の意向を明らかにしていた。 (岡本太)

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