<新型コロナ>動物たちと再会の喜びに

2020年5月28日 07時11分

◆新江ノ島水族館 31日から再開へ準備

来場者を待つイルカやアシカのイベントを開くスタジアム=いずれも藤沢市で

 三月三日から臨時休館していた藤沢市の新江ノ島水族館は二十七日、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底し、三十一日に再開すると発表した。
 同館によると、これまで多いときは約三千人が滞在していたが、千五百人までに抑える。雨天時はさらに減らして千二百人とする。二歳未満の幼児を除いてマスク着用を求め、入場券購入前にサーモグラフィーカメラで体温を確認し、入場の可否を判断する。来場者が間隔をとれるよう各所に目印を置く。

来場者が往来する動線を分け、間隔をとるために設置された目印

 イルカやクラゲ、ペンギンなどのショー、生き物と触れ合うプログラムは当面は中止し、イルカやアシカの姿を見ながら魅力を解説するイベントを実施する。会場のスタジアムは千人分の座席を間引き、約二百人に楽しんでもらう。
 休館中、館内の生き物のライブ動画を配信し、応援や再開を待つ声が次々と寄せられた。堀一久社長(54)は「お客さまとつながっているのを認識でき、励みだった。三カ月は長かった。スタッフ一同、今か今かと待ち望んでいた。できる限りの安全対策を準備し、再会の喜びを分かち合いたい」と声を弾ませた。
 市内に住む自営業の女性(34)は臨時休館前、月三〜四回、三人の子どもを連れて来館していた。「再開はうれしい。安心して楽しめる場を待っていた」と笑顔で語った。
 営業は午前九時〜午後五時。問い合わせは同館=電0466(29)9960=へ。(吉岡潤)

◆油壺マリンパーク ペンギンのヒナ すくすく 来月1日から


親鳥(後方)と一緒に立つヒナ=三浦市で(京急油壺マリンパーク提供)


 三浦市の水族館「京急油壺マリンパーク」は27日、6月1日に営業を再開すると発表した。
 臨時休館中に生まれたキタイワトビペンギンのヒナが順調に成長していて、担当者は「営業再開したら、愛らしいヒナを見に来てほしい。6月下旬ぐらいに産毛が抜け替わると、プールデビューできる」と話している。
 同館によると、ヒナは4月23日に生まれた。性別は分からない。57グラムだった体重は1.6キロまで増え、近く飼育員が名前を付ける。ヒヨコのように鳴いて親鳥からエサをもらったり、あくびをしたりするヒナの動画をホームページ(HP)で公開している
 営業再開後は当面、午前9時半〜午後4時半までの短縮営業とする。団体客の受け入れは中止する。マスクを着用しないと入園できない。詳しくはHPで。(村松権主麿)

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