横倉日本医師会長が退任へ 後任は中川副会長の見通し

2020年5月28日 14時00分
横倉義武会長

横倉義武会長

 二〇一二年から日本医師会(日医)の会長を務めてきた横倉義武会長(75)が六月二十七日に予定されている会長選に立候補せず、引退する方針を固めたことが、日医関係者への取材で分かった。
 日医関係者によると、後継には会長選出馬に意欲を見せている中川俊男副会長(68)を指名する見通し。中川氏は北海道出身で、札幌医科大卒。専門は脳神経外科。日医の常任理事を経て、一〇年から副会長を務めている。
 横倉氏は一二年から四期八年にわたり日医会長、一七年十月から一年間は世界医師会長も務めた。
 安倍晋三首相や麻生太郎財務相ら政権中枢との太いパイプを生かし、社会保障財源が厳しさを増す中、診療報酬改定では本体部分のプラス改定を勝ち取ってきた。
 また、新型コロナウイルスを巡っては、経営が厳しくなる医療機関への支援や、マスクや防護服など医療従事者に必要な資材の十分な提供を政府へ働き掛けてきた。 (藤川大樹)

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