立民の井上県議、辞職 妻裏切り「議員である資格ない」

2020年5月29日 07時29分

辞職について説明する井上将勝氏=県庁で

 立憲民主党の井上将勝県議=三期、南6区(さいたま市見沼区)=が二十八日、妻以外の女性と不適切な関係を持っていたと週刊文春で報じられ、県議会に辞職届を提出、受理された。報道陣に囲まれた井上氏は、「妻を裏切った人間が、議員である資格はない。皆さんの信頼を裏切り、期待に沿えず申し訳ない」と身を固くして陳謝した。
 井上氏については選挙区内に居住実態がないのではという指摘もあり、所属する会派「埼玉民主フォーラム」が調査していたが、井上氏はその疑惑は否定し「辞職と関係ない」とした。同党県連の熊谷裕人代表は辞職について「事実を重く受け止め、県民には心よりおわび申し上げる」とのコメントを出した。
 井上氏の説明によると、二〇一八年八〜十一月に都内在住の四十代女性と不適切な関係を持った。当時、妻は不妊治療中だったといい「言い逃れできない。人として夫として決して許されない」と語った。
 今月七日には、妻子が住む東京都内のマンションを資産等報告書に記載していなかったことが市民団体の調査で判明したため記者会見を開き、二〇一五年度と一九年度の報告書を修正したことを報告していた。
 その際、実際は都内に住んでいるのではないかと問われた。井上氏は選挙区内に居住実態はあるとしながら、都内へ頻繁に帰っていたことは認め、理由として不妊治療や子どもが生まれた後の妻の体調が優れないことを挙げていた。
 同会派の田並尚明代表によると、井上氏の資産報告や居住実態に問題があったかどうか第三者委員会を設置し調査していたが、対象者が辞職したため調査を打ち切り、来月八日の県議会の代表者会議で報告することになった。また、今回の問題をめぐり同会派の浅野目義英県議に「信頼関係が崩れる行動があった」とし、会派を離脱させることを決めた。浅野目氏は無所属で活動する方針。(飯田樹与)

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