海外向け愛称「東京茨城国際」 茨城空港 県、来月正式決定へ

2020年5月29日 07時40分
 茨城空港(小美玉市)の愛称を検討する県の有識者会議が28日開かれ、新たな海外向け愛称に「Tokyo(トーキョー) Ibaraki(イバラキ) Inter(インター)national(ナショナル) Airport(エアポート)」(直訳・東京茨城国際空港)を選んだ。国内向けは「茨城空港」のまま変更しないとした。大井川和彦知事に答申し、来月早々にも決定される見通し。ただ、県民から「東京」と付けることに否定的な声も届いていた。 (鈴木学)
 会議は非公開で、新型コロナウイルス対策でオンライン上で開かれた。会議後、会見した座長の戸崎肇・桜美林大教授(航空政策)は、海外セールスで知名度がある東京を冠し、国際線に対応した施設であることが分かり、茨城も入っているとして、委員九人全員が推したと説明した。
 また、戸崎座長は、県民からの意見公募(パブリックコメント)で「東京の名を冠するのはいかがなものか」など東京や首都の文字を入れた候補案に否定的意見が目立ったと明かした。
 意見は六十人からあった。「東京に非常に近いという誤解を与える」「茨城はメトロポリタンと言える大都市なのか」などで、戸崎座長は「意見はむしろ郷土への深い愛情から出たもので、海外向けプロモーションでは誤解のないよう説明していかなければならないと会議でも確認した」と述べた。
 会議メンバーには外国の航空会社関係者などが入っており、海外の見方も取り入れたとした。
 茨城空港は現在、新型コロナウイルスの影響で国内線、国際線の全便が運休している。県空港対策課の渡辺秀和課長は「強力なセールスツールをいただいた。コロナが収束した時に県の売りになる。いかにうまく使うか責任重大だ」と語った。

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