<新型コロナ>多摩区の植物園「HANA・BIYORI」 満開の花たち 再開待ちわび

2020年5月29日 07時10分

営業再開を待つフラワーシャンデリア=多摩区の「HANA・BIYORI館」で

 川崎市多摩区、東京都稲城市にまたがる丘陵地にある植物園「HANA・BIYORI(はなびより)」で、営業再開への準備が急ピッチで進められている。隣接の遊園地などを運営するよみうりランドの成長戦略施設だが、コロナ禍の影響で、開業延期や休園を余儀なくされてきた。(石川修巳)
 約四万平方メートルの敷地におよそ八十種、二万三千本もの花々が咲き誇る。真ん中にある温室「HANA・BIYORI館」は、三百鉢を超えるフラワーシャンデリアが彩り、花とデジタル技術を組み合わせたアートショーも目玉という。
 当初の開業予定日は三月十四日。新型コロナウイルスの影響で開業を延期し、入場制限や手指消毒などの対策を講じて二十三日にオープンしたものの、感染拡大で二十八日から臨時休園に。わずか五日間の開園だった。
 それから二カ月。春にしか見られない多くの植物は植え替えが必要になり「ぜひ見てほしかった」と残念がるスタッフたち。休園中も水やりや手入れを欠かさず「ただ枯れていくのを見るよりも、ここに来て世話できることが幸せ」とも語った。
 緊急事態宣言が全面解除され、植物園は近く再開できる見通しも出てきた。温室は入場制限や天窓を開放して換気するなど、対策を強化する。
 植物園部長の山田孝治さんは「再オープンに向けて心機一転、みんな頑張っている。色鮮やかな花々を楽しんでいただきたい」と話している。問い合わせは、HANA・BIYORI=電044(966)8717=へ。

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