賭けマージャン 自衛隊員は「懲戒」だったのに黒川氏は…

2020年5月30日 07時11分

黒川弘務前東京高検検事長

 安倍晋三首相は二十九日の参院本会議で、賭けマージャンをして辞職した黒川弘務前東京高検検事長を懲戒に当たらない「訓告」とした処分に関し「各省庁において個別の事案に応じて適正に判断している」と述べた。
 立憲民主党の田島麻衣子氏は、賭けマージャンをした自衛隊員を懲戒にした事例があるとして、黒川氏を訓告にとどめた理由をただした。
 田島氏は、黒川氏の検事長への任命を巡る首相の責任も追及。首相は「法務省、検察庁の人事案を内閣として認めたもので、その責任は私にある。批判は真摯(しんし)に受け止めたい」と重ねて語った。
 共産党の倉林明子氏は、黒川氏の賭けマージャンには常習性が疑われるとして再調査を要求。首相は「法務省が事実関係について必要な調査を行った。再調査は必要ない」と改めて拒否した。
 防衛省によると、駐屯地内で賭けマージャンをした事案で、二〇一七年三月に自衛隊員九人を停職の懲戒処分にした。

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