<新型コロナ>ライブハウス応援歌 ゆかりのアーティスト 佐倉の店へ、収益も寄付

2020年5月30日 07時26分

「チラナイサクラ」の記念CDジャケット(チラナイサクラプロジェクト提供)

 新型コロナウイルスで苦境にある佐倉市上志津のライブハウスSound Stream sakura(サンスト)を応援する楽曲を、ゆかりのアーティストたちが制作した。開店二十周年記念CDと音源ファイルをオンライン販売し、収益のすべてを店に寄付する。「この歌が音楽や芸術に携わる人への応援歌になってくれたら」との願いも込められている。(小沢伸介)
 初めてのライブハウス出演がサンストだった約二十組によるプロジェクトで、タイトルは「チラナイサクラ」。二〇一九年にメジャーデビューを果たしたロックバンドBOYS END SWING GIRLの冨塚大地さん(26)が呼び掛け、作詞と作曲も担当した。
 ♪光を灯(とも)せ 音の鳴る方へ
 ♪あの歌はずっと僕らを待ってる
 ♪チラナイサクラをずっと僕は待っている−
 疾走感あふれる美しい旋律に、聴き手を元気づける詞を乗せた。プロジェクトのサイトでは、それぞれが自宅で歌い、ギターを演奏する様子をミュージックビデオで届けている。
 サンストは無観客のライブ配信と動画販売サイトで運営を続けているものの、先細りの状況。冨塚さんはサイトで「僕たちアーティストにできるのは“音楽を鳴らす”ことでした。この歌を約束にして、またサンストで会いましょう」と激励のメッセージを寄せた。
 CDを千円、デジタル音源を五百円で二十三日に販売開始したところ、CDは三日間で全国から五百枚以上の予約が入った。三十一日を期限としているが、CDは予約販売後の販売も検討している。
 佐倉市で一八年から大型野外音楽イベント「くさのねフェス」の企画・運営に携わり、音楽の街のPRにも尽力する店長のシラハタノブユキさん(42)は「ありがたい気持ちしかない。今後、どうやって続けていくかを前向きに考えられるようになった」と話す。
 プロジェクトのサイトは https://www.chiranaisakura.com/

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