<新型コロナ>PCR検査センター開設 深谷、所沢、入間でも

2020年5月30日 07時34分

PCR検査前にドライブスルー方式で患者の容体の聞き取りをする医師=深谷市で

 新型コロナウイルスの検査体制強化のため、各地でPCR検査センターの開設が進んでいる。
 深谷寄居医師会は、PCRセンターを二十八日に深谷市内に開設した。県北部では初めて。
 深谷市のセンターは、患者が車に乗ったまま検体を採取するドライブスルー方式で、火、木曜の午後の約一時間開き、一日に最大で六人分の検査が可能。検体は民間検査機関に運ばれ、二日以内に結果が分かる。
 初日の二十八日は、一人が検査を受けた。本人確認や症状についての簡単な問診の後、細い綿棒で鼻の奥から検体を採取。五分程度で終わった。
 検査する医師は「サージカルガウン」と呼ばれる防護服や二重の手袋、マスク、フェースガードを身に着ける。担当した医師は「ものすごい熱がこもる。熱中症にならないように注意しないと」と話した。
 所沢市医師会は、六月三日に市民医療センター(同市上安松)敷地内でウオークスルー方式のPCR検査センターを開設する。それに先立ち二十七日、医療関係者約六十人による事前訓練を行った。検体採取時の感染を防ぐための注意点、ワンピース型個人防護具の正確な着脱法などを再確認した。
 入間地区医師会(入間市、毛呂山町、越生町)は二十九日、入間市内にPCR検査センターを開設した。感染拡大防止と受検者のプライバシー保護のため、検査場所は非公表としている。
 いずれも検査を受けられるのはかかりつけ医に必要だと判断された人で、予約が必要。(渡部穣、加藤木信夫)

個人防護具の着脱法を再確認する所沢市医師会の医師ら=所沢市で

◆さいたま市 給付金申請書に誤記載 再送せずそのまま対応

 さいたま市は二十九日、市が送付した特別定額給付金申請書の一部で、世帯主の生年月日記載などに誤りがあったと発表した。誤りはおよそ九千通に上るとみられる。誤記があった用紙でも申請は可能で、再送付の予定はないという。
 同市は二十八日から約六十一万世帯分の申請書発送を開始。初日に送った約六万通の一部に誤りが判明した。届いた市民から問い合わせが相次ぎ、二十九日午後四時の時点で約二百件に上った。
 市によると、申請書は住民基本台帳のデータを基に委託業者が作成。家族のうち最年長者の生年月日を世帯主のものにした誤りが多く、ほかにも「続柄が違う」などの問い合わせもあったという。市は発送を一時止め、原因を調べている。
 清水勇人市長は「チェック体制を強化して再発防止に努め、一日も早く給付できるよう努める。ご心配、ご迷惑をおかけし深くおわびする」とのコメントを出した。
 問い合わせは、市相談ダイヤル=電048(829)1649、午前九時〜午後六時半=へ。(前田朋子)

◆新たに2人感染 男子高生ら

 県内では二十九日、新型コロナウイルスの新たな感染者二人が確認された。
 さいたま市は、市内に住む十代の男子高校生の感染を発表。十三、十七日に東京都内の祖母宅を訪問していた。二十三日に祖母の陽性が判明し、男子高校生も二十四日から味覚や嗅覚障害があったため検査を受け、陽性と分かった。五月は通学していないという。
 県は一人の感染を確認。詳細は翌日、公表するとしている。

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