<この人>クリスマス生まれなのに仏教マニア 笑い飯・哲夫さん

2020年5月30日 14時04分
 クリスマス生まれの人気漫才師。それなのにお笑い界きっての仏教通だ。今春、仏教関連の新著「ザ煩悩」を出し、相愛大(大阪市)の客員教授に就いた。「僕は仏教のマニア。仏教というお題で漫談をしている」
 幼少の頃、毎月お坊さんが家でお経を上げた。「格好良くて、何言うてんねやろと興味を持った」。趣味として仏教の探究を続けた。2000年に「笑い飯」を結成。関西を代表する漫才コンビになった。仏教への関心は隠していたが、ネタ帳に写経しているのがテレビ番組でばれた。「それで吉本(興業)から本を書かないかと」
 仏教関連で5冊目の新著は、FM番組のリスナーの煩悩を解決するという形。ダブル不倫の夫が離婚してくれない、女性に壁ドンしてほしい…。世の悩みは深い。仏教の知識とユーモアを交えて丁寧に寄り添う。
 新型コロナウイルスで混迷する今をどうみるか。「普段気づけない日常のありがたさが分かる。終息した時がいかに楽しいか考えて、今しかできないことをやってみる。僕も自分で散髪してみた。案外できるもんやな」 (横井武昭)

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