<新型コロナ>介護従事者を花で癒やして 市部課長会が55施設にカーネーション贈る 下野市

2020年6月1日 07時42分

平柳施設長(右)にカーネーションを手渡す長塚課長=下野市で

 新型コロナウイルスの感染防止に神経を使いながら職務に当たる介護従事者を励まそうと、下野市の幹部職員でつくる部課長会が、市内の介護施設五十五カ所にカーネーションの花を贈った。感染拡大で花卉(かき)農家も需要が減るなどの打撃を受けている。地元のJAおやまによる生産者支援の販売運動に協力して、花を調達した。 (小川直人)
 部課長会がカーネーション五十本入り五十五箱(二十二万円相当)を購入してそれぞれの施設に届けた。同市仁良川の特別養護老人ホーム「にらがわの郷」では、平柳剛施設長に長塚章高齢福祉課長がカーネーションの束を手渡した。
 にらがわの郷の入所者は約五十人。一日一回だったスタッフの検温は三回に増やした。部外者の施設内への入場を制限し、入所者と家族らの面会もガラス越しで行っているという。
 カーネーションを受け取った平柳施設長は「緊張感を持って仕事に当たるスタッフに配りたい。きれいな花は癒やしになる」と感謝。長塚課長は「各施設が感染防止に取り組んでくれている。応援できればと考えた」とねぎらった。
 市は、JAおやまの呼び掛けに応じて、県内農家が生産した花卉のほか、「とちぎ和牛」の購入を市職員に呼び掛けた。花卉は部課長会分を含め約七十件(計二十九万円)、牛肉は約二百件(計八十五万円)の申し込みがあった。
 広瀬寿雄市長は「市内の農家も応援したかった。みんなで協力し合って頑張っていこうという気持ちが伝われば」と話している。

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