自粛緩和「ステップ2」でジムや映画館が営業再開

2020年6月2日 07時09分

着席禁止の表示が目立つ「ポレポレ東中野」の客席=1日、東京都中野区で

 新型コロナウイルス対策に伴う東京都の休業要請の段階的緩和が第二段階へと入った一日、スポーツジムや映画館などがおよそ五十日ぶりに営業を再開した。
 都内に二十八店舗あるスポーツジム「ゴールドジム」は一斉に再開。渋谷区の原宿東京店には続々と会員らが訪れ、汗を流した。
 室内窓のガラスを外し、壁に穴を開けて換気しやすくしたほか、会員の検温やランニングマシンに透明の仕切りを設置するなど感染防止策を徹底。新宿区のフィットネスモデル、ダリワグ・シルバーさん(44)は「この日を待ち望んでいた」と久しぶりの充実したトレーニングに満足していた。
 エリアマネージャーの米倉拓也さん(34)は「ジムは健康維持に必要。一日も早く再開したかった」と喜びつつ、「安心してもらえるよう対策を徹底していく」と気を引き締めた。
 中野区の映画館「ポレポレ東中野」では、午前十時半からの初回上映を十四人が観賞。西東京市の会社員中川友広さん(43)は「やっぱり大きなスクリーンはいい。作品に没入できる」。
 観客の間隔を空けるため九十六席のうち三十六席だけ使用。一日五〜六回だった上映も四回に減らし、休憩時間を長くした。大槻貴宏支配人(53)は「トラブルもなく、上々の滑り出し」とホッとした表情。同館で四月十八日の公開予定がこの日までずれ込んだ「タゴール・ソングス」の佐々木美佳監督(27)も訪れ「制約がある中でも公開できてうれしい」と話した。 (梅野光春、西川正志)

東京都は1日、休業要請緩和の「ステップ2」に移行し、スポーツジムや映画館などが緩和対象に。営業再開した東京都渋谷区の「ゴールドジム原宿東京」ではマシン1台ごとにパーティションが設置された=市川和宏撮影


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