<新型コロナ>おかえり 待ってたよ 再開の世田谷・駒沢小

2020年6月2日 07時15分

机の間隔を空けて座る子どもたち=いずれも世田谷区の駒沢小学校で

 多くの学校で登校が再開された一日、世田谷区立駒沢小学校にも、マスクを着けた子どもたちが登校した。学校は、教室に消毒液を置いたり、換気をしたり、新型コロナウイルスの感染対策に万全を期した。 (岩岡千景)
 校舎の入り口では、子どもたちが持参した、体温やせき、のどの痛みの有無などを記入した表を教師が確認し、忘れた子どもは体温を測った。教室に入る時など、まめな手洗いを呼びかけているといい、各教室には消毒液も置かれた。
 同区は分散登校で、小学生は週一回、半日の登校とし、クラスの半数ずつが午前と午後に分かれて授業を受ける。同校でも、二年生の教室ではクラスの半分の十数人が机の間隔を空けて座り、授業を受けた。窓は全開にして換気した。

休校中、学校と家庭を橋渡ししたポスト

 図書室は、入り口や貸し出しカウンター前の床に二メートルほどの間隔で足跡マークが張られた。マスクと手袋をした学校司書が、透明フィルム越しに貸し出し手続きをし、「手を洗っていってね」と声を掛けた。返却された本は三日間干し、消毒してから棚に戻すという。
 休校中は「『つなぐ』プロジェクト」と題し、子どもたちと学校との交流を図った。各家庭で過ごす子どもたちに学習課題や、クラスのマスコットキャラクターを考えたり、新一年生を紹介する「入学アルバム」を作ったりする課題を与え、出来上がったものを校門前の特製ポストに投函してもらうなどしてきた。また、毎日の出来事や気づきを記してもらうため「自分帳」を四月中旬に児童に配った。
 長谷川和恵校長は「子どもが目の前にいない期間が長かったけど、つながることができたと思う」としながらも、休校中の課題に対する感想は家庭によって違い「やはり一人一人への対応が必要」と話した。

児童が休校中の毎日を刻んだ「自分帳」


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