<新型コロナ>入念に感染防止策 休業要請の事業者 営業再開

2020年6月2日 07時34分

休業要請解除で通常営業に戻ったフィットネスクラブで汗を流す利用者(手前)=八千代市で

 新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための県の休業要請は一日、キャバレーやライブハウスなどを除くほとんどの業種で解除され、多くの事業者が感染防止対策を施しながら営業を再開した。スポーツクラブやカラオケボックスは全国で集団感染の発生事例があることから、当初はキャバレーなどと同じ扱いだったが、政府の方針転換を受けて解除が前倒しされた。
 この日、営業を再開した八千代市村上南のボクシングの練習メニューを採り入れた「エーサイド・ボクシング・フィットネスクラブ」では、サンドバッグ打ちの練習で使うボクシンググローブを必ず手袋を重ねて着用し、道具を介した感染を防ぐ。元プロボクサーで経営者の中東俊介さん(37)は「利用者には、最初に手洗いとうがいを徹底してもらい、手すりなど人が触る部分は除菌している」と説明した。
 四月にオープンしたばかりで現在の会員は十数人。中東さんは「興味を持ってくれた人が三十人以上いたが新型コロナの影響で波のように引いていった」と振り返る。「このままだと経営が成り立たないが、前向きにやっていくしかない」と話した。利用者で市内の会社員中島あゆみさん(32)は「休業要請が解除されてうれしい。ストレス発散できる」と喜んだ。
 マージャン店も解除された。千葉市内のある店舗は五月中旬から自主的に営業を再開していた。来店者にはマスク着用を義務付け、窓は開放している。男性店長(36)は「マージャンはどうしても密になる。休業要請が解除されても気を付けていくことに変わりはない」と話した。(中谷秀樹)

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