巨人・菅野「完成形」の仕上がり 投球フォームを改良

2020年6月3日 07時02分

西武との練習試合に先発し、4回を投げて2安打1失点だった巨人の菅野

 異例のシーズン開幕へ向け、収穫の多い再出発となった。巨人は敗れたものの、先発の菅野が4回で47球を投げて2安打1失点と好投し、若手の活躍も目立った。約2カ月ぶりの対外試合にも、原監督は「非常にいいスタートを切っている」と評した。
 個人練習が中心だったこれまでの調整ぶりが試される初陣。菅野は「違和感はなかった」。一回、森との対決。この日最速151キロの内角球で昨季パ・リーグ首位打者の腰を引かせ、見逃し三振に仕留めた。「磨いた直球が収穫だった」。今季は体をスムーズに動かすため投球フォームを改良。開幕延期を受けて無駄な動作をさらに減らしたといい、「完成形」と明言するほどの仕上がりを見せた。
 野手では、1軍の公式戦出場がない25歳の松原と20歳の湯浅が奮闘した。三回、松原が右越えソロを放つと、湯浅も中前適時打をマーク。「期待に応えられた」と松原。丸と岡本が脚を痛めて大事を取ったため巡ってきたチャンスで、アピールに成功した。
 中島、亀井といったベテランや、途中出場の選手も快音を響かせて計14安打を放った。「(ブランクは)ない。集中力をさらに高くして戦っている」と原監督。寒々しい無観客のスタンドとは対照的に、チームは活気に満ちていた。
  (対比地貴浩)

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