「デモ蹴散らし記念撮影」とトランプ氏批判 バイデン氏が国民に演説

2020年6月3日 14時25分
 【ワシントン=金杉貴雄】米大統領選の民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領は2日、黒人差別に対する抗議デモについて国民向けに演説し、前日にホワイトハウス前のデモ参加者を警察当局が催涙ガスなどで排除した後、トランプ大統領が近くの教会前で聖書を掲げて記念撮影したことなどを批判した。
 バイデン氏は、デモ参加者の排除について「トランプ氏のため平和的なデモを催涙ガスや閃光(せんこう)弾で蹴散らした」とし、「大統領の関心が道義より権力に、奉仕すべき人々の願いより支持基盤の欲求に応えることにあることが分かる」と非難した。
 さらに「トランプ氏は国を憤りと恐れに満ちた戦場に変えた。分断が自らを助けると考えている」と指摘。「私は国を悩ませてきた人種の傷を癒やす。自分が責任を取り、決して他人を責めない。国を再建し、より良くする」と語った。
 これに対しトランプ氏は、前日に続き二日もワシントン市内の教会を訪問。ツイッターでは「寝ぼけたバイデンは四十年も政治に携わり、何もしていないのに、答えを持っているふりをしている」と応酬した。

関連キーワード

PR情報