塾バイト講師、異例スト決行 休業手当交渉成立せず

2020年6月3日 17時00分
 新型コロナウイルス感染拡大で塾が閉鎖になっていた間の休業手当が支払われていないとして、小中高生向け学習塾「英才個別学院」のアルバイト講師の男性(23)が二日、ストライキを決行した。会社側に補償を求め団体交渉を要求したが、会社側が事実上交渉を拒否したためという。感染拡大で非正規社員に休業手当が払われない問題が相次いでいるが、ストライキに踏み切るのは異例だ。
 男性は、神奈川県内の同学院の塾で同日夜、九十分間の英語の授業をオンラインでする予定だったが、行わなかった。
 関東で百カ所以上の学習塾をフランチャイズ方式により展開する同学院は、緊急事態宣言を受け、四月八日以降、同月末までの授業を全て休止。しかし、講師らには休業手当を支払っていない。男性は、個人加盟の労働組合、「ブラックバイトユニオン」に加盟、フランチャイズ本部と運営会社に休業手当などを要求したが、会社は拒否。団体交渉も会社側が人数を制限したため、成立しなかったという。 (池尾伸一)

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