「言及なく残念」 進次郎氏 脱石炭火力を求める手紙届くも、横須賀に触れず

2020年6月6日 14時12分

脱石炭火力を求める手紙を受け取った小泉進次郎環境相

 国内の石炭火力発電所の建設停止を訴える神奈川県横須賀市の若者らが、小泉進次郎環境相に宛てた手紙が環境省に届き、小泉氏は五日の記者会見で「日本が脱炭素化に取り組んでいる姿勢は揺るぎないと国際社会にも発信したい」と述べた。ただ、国内の発電所の建設見直しには言及しなかった。
 小泉氏の地元横須賀でも建設中で、温暖化対策の強化を求める若者グループ「Fridays For Future(未来のための金曜日、FFF)横須賀」が五月、建設中止を求める手紙を募り、百九十通が集まった。
 小泉氏は会見で手紙の束を掲げて「大変心強い。皆さんの声を受け止める」と述べた。海外の石炭火力発電所建設への支援見直しを進めていることを強調した一方、国内に関しては「(石炭火力の)依存度を可能な限り引き下げる」と、従来の政府の立場を繰り返すにとどまった。FFF横須賀の鈴木弥也子(ややこ)さん(21)は「地元横須賀の石炭火力の言及がなかったのは残念」としつつ「私たちの熱意が伝わったと感じた」と語り、小泉氏と直接意見交換できる機会を願った。 (福岡範行)

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