<新型コロナ>テント600張り、避難所に 流山市が購入 災害時の感染防止に

2020年6月7日 07時27分

キッコーマンアリーナなど避難所に配備する飛沫感染防止用のテント=流山市で

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、流山市は台風や地震などの大規模災害時に開設する避難所での感染を防ぐため、簡易型のテント六百張りを購入し、配備すると発表した。
 避難者の「三密」を回避し、飛沫(ひまつ)感染を防ぐのが目的。テントはナイロン製で大きさは底部が縦横各二・一メートル、高さ約二・二メートル。一、二人で簡単に組み立てられる。体育館のギャラリーなどから中が見えないよう、天井が閉じる構造になっている。
 市内最大の避難所となる市民体育館のキッコーマンアリーナを中心に、小中学校の体育館などで備蓄する。購入費は予備費三千三百万円を充てる。台風シーズン前の七月末までに百二十張りを先行して備える。
 昨年十月の台風19号で、江戸川決壊の恐れから市内三十六カ所の避難所を開設、約六百五十人の市民が避難した。
 また市は、国の通知を受け、避難所運営マニュアルに感染症対策を新たに追加した。(1)避難者の間は一メートル以上、可能なら二メートル以上空ける(2)発熱やせきなどの症状があれば別室を設ける(3)避難所に入る時に検温する(4)毎日、健康チェックシートの記入を呼び掛ける−などを明記した。
 内閣府は、避難所の感染リスクが高いことから、土砂崩れや洪水などの恐れがない場合は自宅避難、親戚や友人宅への避難に協力を求めている。(林容史)

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