バンクシーが新作をインスタに投稿 米黒人差別運動は「白人の問題」

2020年6月7日 07時17分

バンクシーが6日に投稿した新作=公式インスタグラムから

 【ロンドン=沢田千秋】英国出身とされる正体不明のストリートアーティスト、バンクシーが六日、全米で続いている黒人差別解消を求める抗議運動へ賛同する新作を公式インスタグラムに投稿した。「これは白人の問題だ」として、差別の根源に言及するメッセージも添えた。
 投稿は三枚の画像で、一枚目では、写真立ての中の黒い影のような人物と燃えるろうそくが描かれており、米ミネソタ州で、警察官に首を圧迫されて死亡したジョージ・フロイドさん(46)を表現しているように見える。二枚目の画像では、そのろうそくが米国旗の端に火を付けている。
 三枚目は、バンクシーの投稿では珍しくメッセージのみ。黒地に白い文字で、差別の原因は白人が作った社会システムにあり、これは「まるで、アパートの地下で暮らす人々に洪水をもたらす壊れたパイプのようだ」と強調。壊れたシステムが黒人の人生に苦難をもたらしているのに、黒人は上階へ来ることを許されず、パイプを修理することはできないと説いた。
 その上で、「もし白人がパイプを修理しなければ、誰かが上階に来てドアを蹴破るだろう」と述べ、抗議運動に共感を示した。

関連キーワード

PR情報

国際の新着

記事一覧